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チェコスロバキア美術 チェコスロバキアびじゅつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チェコスロバキア美術
チェコスロバキアびじゅつ

古くは先史時代石器,陶器,青銅器などについて美術的にもすぐれた遺品が多く発見されている。 10世紀頃に,チェコ人 (ドイツ文化) とスロバキア人 (ハンガリー文化) が交流し,キリスト教が伝播し,美術の真の発展が始る。共通のチェコスロバキア美術がつくられるのは 1918年両民族が合流して,共和国ができあがってからである。まず 1200年頃ロマネスク美術が開花,続いてゴシックルネサンスバロック美術が展開された。これらのなかにあっては特に 14世紀のカレル1世時代と 16世紀末から 17世紀初頭にかけてのルドルフ2世時代に著しい発展がみられるがいずれも主としてドイツ美術の影響が強い。 19世紀に入ってようやく国民的な独自の工芸,デザインの分野においても顕著な発展を示した。特にボヘミアン・グラスは古くから世界的に名声を博している。絵画,彫刻には抽象主義の影響を見て取れるが,リアリズム芸術のほうが一般には広まっている。また,建築も国際的に高く評価される。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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