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チナンパ耕作 チナンパこうさく

世界大百科事典 第2版の解説

チナンパこうさく【チナンパ耕作】

浅い湖沼を木杭で囲いアシ,イグサ,水草類を敷きつめ,泥土を積み上げ造成した耕地をメキシコのナワ語でチナンパchinampaという。チナンパはメキシコ盆地の湖岸域で発達したが,類似した低湿地干拓の方法はメキシコの各地や南アメリカにもみられる。小規模なチナンパは紀元前後から造成されていたが,淡水湖域の大部分を覆うチナンパは,一様に真北から15~17゜東偏した格子状排水路網をもち,大規模な水利事業が展開した15世紀以降に造成された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のチナンパ耕作の言及

【灌漑】より

…一方,メキシコ中央高原では,天水に頼る農耕が続いたのち,湧水をひく小規模な水路による灌漑がみられた。また浅い湖沼では,チナンパ耕作が開発された。これは,湖沼や湿地の底の土をすくって盛りあげ,そこを畑とするもので,毎年堆積する土をあげるので,つねに肥沃である。…

※「チナンパ耕作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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