ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チブチャ族」の意味・わかりやすい解説
チブチャ族
チブチャぞく
Chibcha
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…しかしながら,パナマのコクレやチリキ,コロンビアのサン・アグスティン,キンバヤ,エクアドルのグアンガラ,トリタ,ミラグロなど,土器,金細工,石製品に独特の洗練をみせる地方的文化を形成した。16世紀初頭,チブチャ族その他が首長とそれに近い近縁者を貴族層とする階層化した社会を成立させていた。カリブ海の島々は,キューバ島の一部にシボネイ族,大アンティルにアラワク語系,小アンティルからベネズエラにかけてカリブ語系の諸族が住んでいた。…
…黄金郷と訳す。この伝説はボゴタのチブチャ族の首長が年に1度グワタビタ湖の霊に供物をささげ,体中に金粉を塗って沐浴するという儀式に発し,スペイン人がそれを歪曲・誇張して作り上げたものとされる。エル・ドラドを求めて数多くの遠征隊が組織されたが,とりわけ有名なのはケサダGonzalo Jiménes de Quesada(1500?‐79)麾下の北方(サンタ・マルタ)からの遠征隊,ベナルカサルSebastián de Benalcázar(1480‐1551)指揮のキトからの遠征隊とドイツ人フェーダーマンNicolaus Federmann(1501‐42)が率いたベネズエラからの遠征隊である。…
…
【歴史】
16世紀の初め,現在のコロンビアに相当する地域には70万~80万人の先住民インディオが居住していた。言語を異にする少なくとも八つの種族のうち,最も高度の文化を有していたのは,ボゴタ高原を中心とするアンデス高地のチブチャ族(別名ムイスカ族)であった(〈チブチャ〉の項を参照)。1499年に,アロンソ・デ・オヘダがスペイン人として初めてコロンビアの地に足を踏み入れ,1509年にはスペインによる征服が開始された。…
※「チブチャ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新