デジタル大辞泉 「チベット高気圧」の意味・読み・例文・類語 チベット‐こうきあつ〔‐カウキアツ〕【チベット高気圧】 夏にチベット高原の上空に現れる温暖高気圧。地表部は低圧になり、モンスーンの発達と関係が深い。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「チベット高気圧」の解説 チベット高気圧 夏季にチベット高原上空に発生する高気圧。同高気圧が発達すると,ヒマラヤの南側を吹いていた偏西風が北側に移動し、これをうけて日本付近の季節が梅雨から夏に移行する。同高気圧が日本列島付近まで張り出すと日本での暑さが厳しくなり、猛暑となる。2020年の猛暑は東の太平洋高気圧と西の同高気圧が上空で重なり合い「ダブル高気圧」となって西日本から東日本を覆ったことが大きな要因となった。 (2020-8-25) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報