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チャシオグサ

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海藻海草標本図鑑の解説

チャシオグサ

からだは肉眼でもわかる円柱状の細胞が一列に連結し,枝分かれする糸状体が叢生する。主軸はまっすぐで,分枝は偏 生,または対生的で,発達すると輪生的な分枝となる。分枝の角度(腋)は狭い。先端の2,3細胞を除き,多くの細胞で細胞の下部に小さな突起ができ,突起 が発達して隔壁部を取り囲む(上の拡大写真参照)。細胞の直径は体の上部と下部であまり変わらない。隔壁の無い糸状の分岐する仮根を持ち,基部付近の細胞 には輪状模様が見られる。シオグサ属の中では特に大きくなる種で,細胞の直径も太く,手触りは硬い。生体はくすんだ緑色を呈し,水中では銀色がかった金属 光沢があるようにも見える。押し葉標本は台紙につきにくく,茶色みを帯びる。これが和名の由来。属名「Cladophora」は女性名詞で,ギリシャ語の「clados(枝)+ phora(有する)」に由来する。

出典|千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場「海藻海草標本図鑑」
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世界大百科事典内のチャシオグサの言及

【シオグサ(汐草)】より

…この同型世代交代の生活史の様式はとくにシオグサ型Cladophora typeと呼ばれる。種類数が多く,日本だけでも海産約30種,淡水産約3種が知られ,代表種として,海産種にはチャシオグサC.wrightiana Harvey,オオシオグサC.japonica Yamada,アサミドリシオグサC.densa Harveyなどが,淡水産種にはカワシオグサ(カモジシオグサ)C.glomerata KuetzingおよびマリモC.sauteri (Nees) Kuetzingがある。【千原 光雄】。…

※「チャシオグサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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