チュウル(朱乙)(読み)チュウル(英語表記)Chuǔl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュウル(朱乙)」の意味・わかりやすい解説

チュウル(朱乙)
チュウル
Chuǔl

北朝鮮北東部,チョンジン (清津) 市の南東部にある温泉町。市の中心市街地から南西 35km,チュウル川の北岸にある。ラジウム含有の単純泉で,泉温は 58℃。周辺の風光もよく,勤労者用の保養施設がある。石炭陶土埋蔵があり,カオリン土をキョンソン (鏡城) から供給されて陶磁器生産が盛ん。「チュウル」は古朝鮮語で「温泉」の意。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android