ツォンウェン(曾文)渓(読み)ツォンウェンけい(英語表記)Zengwen xi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツォンウェン(曾文)渓」の意味・わかりやすい解説

ツォンウェン(曾文)渓
ツォンウェンけい
Zengwen xi

タイワン (台湾)南西部を流れる川。アーリー (阿里) 山脈南部に源を発し,南西流してタイナン (台南) 平原に出る。西流してタイナン(台南)市北方でタイワン(台湾)海峡に注ぐ。早くからタイナン平原灌漑に利用されてきた。1973年中流部にツォンウェン(曾文)ダムが完成し,タイワン最大の水力発電が行なわれるほか,飲料水,灌漑用水を供給している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android