コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ツムギアリ ツムギアリ Oecophylla smaragdina; tailor ant

2件 の用語解説(ツムギアリの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ツムギアリ
ツムギアリ
Oecophylla smaragdina; tailor ant

膜翅目アリ科。体長約 15mm。薄茶色の,肢の長いアリ。樹上の葉をそのまま綴り合せ,巣をつくることで有名。数匹の働きアリが協力して,樹上の2枚の葉を顎を使いながら寄せ集めておき,別のアリが大腮でくわえてきた幼虫の吐き出す絹糸でこれらの木の葉を紡ぎ合せ,これを何回か繰返し巣をつくる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ツムギアリ
つむぎあり / 紡蟻
weaver ant

昆虫綱膜翅(まくし)目アリ科の昆虫のうち、幼虫の吐き出す糸を用いて巣をつくる習性をもつアリをいう。狭義には、ツムギアリ属Oecophyllaをさす。ツムギアリ属は樹上に、幼虫の糸で葉を綴(つづ)り合わせて巣をつくる。女王は1匹であるが、コロニーは大規模で、数本の樹にわたって数十に達する巣をつくって生活する。日本では、琉球(りゅうきゅう)諸島に生息するクロトゲアリが広義のツムギアリとして知られている。この種の幼虫はサトウキビやススキの根元、あるいは樹上にボール状の巣をつくる。[山内克典]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のツムギアリの言及

【アリ(蟻)】より

…シベリアカタアリは樹木の枯枝の芯にすむが,コロニーが大きくなると一部が近くの枯枝に分かれて生活している。アフリカやアジアの熱帯に分布するツムギアリ(イラスト)は,樹木の枝に幼虫の吐く絹糸で葉をつづり合わせて巣をつくる。マレー半島のミツデオオバギ(トウダイグサ科)は幹や枝の芯に空洞があり,その中にマカランガシリアゲアリがすんでいて,托葉にできる微小な食体や空洞内にすむカイガラムシの排出物を食料として生活している。…

※「ツムギアリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ツムギアリの関連キーワード鶉豆黒大蟻鼈甲蜂膜翅目山蟻黒山蟻米食鳥アリバチ(蟻蜂)ヒアリ(火蟻)ヒメアリ(姫蟻)

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone