テーブルサンゴ(読み)てーぶるさんご(その他表記)table type coral

日本大百科全書(ニッポニカ) 「テーブルサンゴ」の意味・わかりやすい解説

テーブルサンゴ
てーぶるさんご
table type coral

腔腸(こうちょう)動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イシサンゴ目ミドリイシ科Acropora属の種のうち、テーブル状の骨格をつくる種の総称。テーブルサンゴは外洋に面した外礁外縁に層状に大きな群落をつくることが多く、一般に褐色、緑褐色、緑色をしている。群体のすきまは小魚やイセエビ類の絶好隠れ家となる。日本南部のテーブルサンゴは、クシハダミドリイシAcropora pectinataやエンタクミドリイシA. tumidaで代表される。

[内田紘臣]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む