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トウキョウサンショウウオ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

トウキョウサンショウウオ

現在のあきる野市で見つかった標本によって1931年に名付けられた。体長8~12センチ。関東各地に生息し、2~4月の産卵期以外は落ち葉などの下などに潜んでいて成長した姿を目にすることは少ない。98年の多摩全域調査では7市(八王子、青梅、あきる野、日野、武蔵村山、東村山、東大和)2町(日の出、瑞穂)で産卵場所が確認された。谷津田や湿地、池など流れのない止水が産卵場。通常ゼリー状の卵のうを1匹のメスが2個産卵する。産卵地では夜間や雨天に活動する。

(2008-12-26 朝日新聞 朝刊 多摩 1地方)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トウキョウサンショウウオ

カスミサンショウウオ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トウキョウサンショウウオ
とうきょうさんしょううお / 東京山椒魚
[学]Hynobius nebulosus tokyoensis

両生綱有尾目サンショウウオ科の動物。カスミサンショウウオの亜種。基亜種が西日本に分布するのに対し、本亜種は愛知県から福島県に至る太平洋岸に分布する。全長7~10センチメートル。基亜種に比べて尾の上下縁の黄条が不明瞭(ふめいりょう)で、肋(ろく)条数が少ない。1~3月に水田の溝や池などに産卵する。卵嚢(らんのう)は緩いコイル状かバナナ状で、基亜種の卵嚢より巻き数が少ない。[倉本 満]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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