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トゲヤマネ(棘山鼠) トゲヤマネspiny dormouse

世界大百科事典 第2版の解説

トゲヤマネ【トゲヤマネ(棘山鼠) spiny dormouse】

齧歯(げつし)目ネズミ科トゲヤマネ亜科の哺乳類インド南部に分布する。外形がヤマネに似るため,かつてはヤマネ科に近縁の独立の科とされていた。体長13~22cm,尾長7.5~10cm,体重75g前後。体が細長く頭部が小さいが,耳介が大きく,尾は基部1/4は短毛でうろこが見えるが,残りの部分には長毛がはえふさ状。背には針状毛を混生する。体の背面は明るい赤褐色,腹は灰色で尾は背よりも濃色。標高600~900mの岩の多い丘陵地帯や谷沿いの森にすみ,木のうろや岩の割れ目に葉とコケで巣をつくる。

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