トリブート(英語表記)tributo

世界大百科事典 第2版の解説

トリブート【tributo】

スペイン植民地下のフィリピンで施行された人頭税制度。スペイン政庁はトリブート,ポーロpolo(強制労働)の二つの制度を用いて,フィリピン住民から過酷な収奪を行った。トリブートは1家族または成年に達した2人を一組とする貢納単位(トリブタリオ)ごとに課せられ,その額は制定時の1571年には1年につき銀8レアル,17世紀以降はおおむね10レアルであったが,1851年に12レアル,74年に14レアルに増額され,84年に廃止された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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