トーシク=ビング奇形(読み)トーシク=ビングきけい(その他表記)Taussig-Bing malformation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トーシク=ビング奇形」の意味・わかりやすい解説

トーシク=ビング奇形
トーシク=ビングきけい
Taussig-Bing malformation

心室中隔欠損肺動脈弁直下にあり,肺動脈は主として右心室から出るが,一部心室中隔に騎乗し,両心室から直接血液を受けている,きわめてまれな奇形。 1949年,H.トーシクと R.ビングが報告した両大血管右室起始症であるが,近年,両大血管右室起始症から大血管転位症へと移行する一連の奇形の一つを称していると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む