ナイキJ(読み)ナイキジェー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナイキJ」の意味・わかりやすい解説

ナイキJ
ナイキジェー

日本の航空自衛隊地対空ミサイル。 1958年アメリカ陸軍が実用化したナイキ・ハーキュリーズを非核弾頭専用に改造して,67年に採用。射程約 130km,マッハ約3,全長約 12.5m,直径約 80cm,発射重量約 4.5t,推進方式は2段固体ロケット,誘導方式は無線指令。レーダなどの地上装置を除いて,国産化されていたが,順次パトリオット・ミサイルと交代

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