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ニールス・リーネ Niels Lyhne

世界大百科事典 第2版の解説

ニールス・リーネ【Niels Lyhne】

デンマークの作家ヤコブセン代表作。1880年刊。南欧旅行中,健康のすぐれない暗い時期に着手し,作者自身の人生総決算の書として完成。主人公ニールスの一生を通じて自由の思想,夢,恋愛の三大テーマを追求する。神もなく女性も去った人生で魂の孤独は大きな惨事であるという事実を見つめながらも,徹底した自由思想をもって生き抜くことがいかに困難な道であるかを説く。無神論を扱った傑作と評され,外国にも愛読者が多い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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