ネジアヤメ(読み)ねじあやめ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネジアヤメ
ねじあやめ / 捩文目
[学]Iris lactea Pall. subsp. chinensis (Fisch.) Kitag.

アヤメ科の多年草。ノハナショウブに近縁であるが、葉は長さ30~90センチメートル、幅約5ミリメートル、白緑色を帯び、質は堅く、2~3回ねじれる。このためネジアヤメの名がある。5月、芳香のある花を開く。外花被片(がいかひへん)は、広がった部分は倒卵形で垂れ下がり、白地に淡紫色の脈とぼかしがある。内花被片は細いへら形で直立する。子房は細長い。(さくか)は長さ6センチメートルに達する。朝鮮半島、中国の乾燥した草原に生え、日本では観賞用に栽培される。[清水建美]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のネジアヤメの言及

【アヤメ】より

…チャショウブI.fulva Ker‐Gawl.(英名copper iris)はアメリカのミシシッピ河畔に産し,花は茶褐色。ネジアヤメI.biglumis Vahlは葉がねじれる特徴があり,カンザキアヤメI.unguicularis Poir.は花期が11~3月である。ヨーロッパ産には,ドイツアヤメI.germanica L.など外花被片にひげ状突起をもつ多くの野生種や,スパニッシュ・アイリスI.xiphium L.のような球根アイリスがある。…

※「ネジアヤメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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