ネポティズム(読み)ねぽてぃずむ(その他表記)nepotism

翻訳|nepotism

デジタル大辞泉 「ネポティズム」の意味・読み・例文・類語

ネポティズム(nepotism)

縁故者をひいきにして公職などに採用すること。

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精選版 日本国語大辞典 「ネポティズム」の意味・読み・例文・類語

ネポティズム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] nepotism ) 身内をひいきにすること。また、縁故採用

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ネポティズム」の意味・わかりやすい解説

ネポティズム
ねぽてぃずむ
nepotism

政治的恩恵を自分の家族親族に与える行為縁故主義ともいう。たとえば、政治的地位を活用して、身内の者を公職に任命したり、彼らに公共事業請負契約を優先的に分配する行為などをさす。ネポティズム(身内びいき)は、情実任命制(パトロネージ)の一形態であり、資格任用制メリット・システム)は、その乱用を阻止する一方策である。

[岡沢憲芙]

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