ノルド諸語(読み)ノルドしょご(その他表記)Nordic languages

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノルド諸語」の意味・わかりやすい解説

ノルド諸語
ノルドしょご
Nordic languages

スカンジナビア諸語ともいい,スカンジナビア諸国で話されるインド=ヨーロッパ語族系の諸言語。デンマーク語,スウェーデン語,ノルウェー語,アイスランド語,フェロー語の5つ。すべてゲルマン語派に属し,互いに近い関係にあることから北ゲルマン語群として一括される。特徴は後置定冠詞 (スウェーデン語 bok-en=the book) と-s受動態 (スウェーデン語 älska愛する→älskas愛される) である。最も古い形は3~8世紀の古いルーン文字の碑文にみられ,これらのなかには再構されるノルド祖語の形に近いものもある。バイキング時代 (750~1050) にはまだかなり均一の言語状態にあったとみられるが,その頃から東ノルド語群 (デンマーク語,スウェーデン語) と西ノルド語群 (ノルウェー語,アイスランド語,フェロー語) に分裂しはじめ,古期ノルド語時代 (1150~1350) にはすでに上の5言語の分化が終っていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む