コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

再構 さいこうreconstruction

翻訳|reconstruction

3件 の用語解説(再構の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

再構
さいこう
reconstruction

言語学用語。同系諸言語を比較することにより,それらが分れる以前の姿を理論的に推定すること。再建ともいう。たとえば,ラテン語 paterギリシア語 patēr,サンスクリット語 pitāなどから印欧祖語 「父」を再構するように,対応する個々の単語ごとにそれらが伝承してきた元の形「祖形」を立てていく。こうして (基礎的な) 語彙のみならず,音韻体系や形態体系の基本的な部分,すなわち祖語の骨格の部分を再構することができる。このようにして再構された言語から実証される諸言語への変化を説明することにより,記録のない時代の空白を埋めることができる。ただし再構形がすべて同一時代の言語体系に属することへの保証は必ずしもなく,祖語の全体を再構することは困難な場合が多い。なお,一言語の一時代の状態だけからそのより古い姿を再構することを「内的再構 (内的再建) 」という。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

さいこう【再構】

( 名 ) スル
元どおりに組み立てること。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone

再構の関連情報