「父」を再構するように,対応する個々の単語ごとにそれらが伝承してきた元の形「祖形」を立てていく。こうして (基礎的な) 語彙のみならず,音韻体系や形態体系の基本的な部分,すなわち祖語の骨格の部分を再構することができる。このようにして再構された言語から実証される諸言語への変化を説明することにより,記録のない時代の空白を埋めることができる。ただし再構形がすべて同一時代の言語体系に属することへの保証は必ずしもなく,祖語の全体を再構することは困難な場合が多い。なお,一言語の一時代の状態だけからそのより古い姿を再構することを「内的再構 (内的再建) 」という。
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