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バクチノキ(博奕の木) バクチノキPrunus zippeliana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バクチノキ(博奕の木)
バクチノキ
Prunus zippeliana

別名ビランジュ。バラ科の常緑高木で,関東地方南部より西の暖地に自生し,台湾まで分布する。樹皮鱗片となってはげ落ちやすく,そのあとの幹の肌は紅黄色になる。この性質を,身ぐるみはがれるばくちにたとえてこの名がある。葉は有柄で互生し,長さ 10~20cmの長楕円形革質である。初秋に,短い総状花序を出し,多数の小さな白花をつける。花の径5~7mmで,萼片,花弁各5枚,多数のおしべがあり,構造はサクラの花によく似ている。葉から薬用のバクチ水をとり,鎮咳薬とする。八丈島では樹皮を用いて黄色の染料とする。材としての利用度も高い。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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