パッフィンビリー鉄道(読み)パッフィンビリーてつどう

世界の観光地名がわかる事典 「パッフィンビリー鉄道」の解説

パッフィンビリーてつどう【パッフィンビリー鉄道】

オーストラリア第2の都市メルボルンから東に車で約1時間のところにある、オーストラリアで最も古いといわれる蒸気機関車。もともと、未開の地を切り開くために20世紀初頭に建設された、762mmゲージ狭軌(きょうき)鉄道の一つ。1953年に山崩れが発生し、赤字のために路線は閉鎖された。1962年に修復されて人々の交通手段として使用されていたが、現在は観光列車となっている。木造橋や眺望など見どころも多い。◇現地名は「Puffing Billy Railway」。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android