パンドリナ

デジタル大辞泉 「パンドリナ」の意味・読み・例文・類語

パンドリナ(〈ラテン〉Pandorina)

淡水産の動物プランクトン球状寒天質の膜の中に8または16個の細胞が密集する。各細胞は2本の鞭毛べんもうを持つ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「パンドリナ」の意味・わかりやすい解説

パンドリナ

原生動物植物性鞭毛(べんもう)虫綱。4〜32個の細胞が密接して群体をつくり,それをゼラチン質の厚い膜が包んでいる。群体の直径は20〜200μm。おのおのの細胞には2本の鞭毛と多数葉緑体デンプン粒眼点がある。池沼や水たまりの代表的プランクトン一種で日本各地に広く分布

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android