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ヒメボタル

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ヒメボタル

水辺を好むゲンジボタルと異なり、陸生で、暗くジメジメした自然林にすむ。体長6~10ミリ。オスは、メスを探して飛びながらフラッシュのような鋭い光を放つ。1秒ほどぼーっと光るゲンジに比べ、明滅時間が短く、光の色は金に近い。

(2009-06-20 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒメボタル
ひめぼたる / 姫蛍
[学]Hotaria parvula

昆虫綱甲虫目ホタル科に属する昆虫。本州、四国、九州、屋久島(やくしま)に分布する。体長6~9ミリメートル。黒色、前胸は淡紅色で、前縁を底辺とする三角ないし半円の暗色紋があるが変化がある。腹部後方は黄白色。雄は体が長くて目が半球状で大きく、よく飛ぶが、雌は太くて短く、目が小さく、後翅(こうし)が退化して飛べない。おもに山地にすみ、夜10時ごろから活動、発光し、光は黄色くフラッシュ状に点滅する。伊吹山(いぶきやま)、大台ヶ原山(おおだいがはらざん)などの頂部にいるものは小さく細形であるが、それより低い所では一般に大きい。近年、名古屋城付近で大発生があり注目された。幼虫は陸生で、ベッコウマイマイなどの陸貝を食べる。卵は草やコケの根際(ねぎわ)に産下され1か月ぐらいで孵化(ふか)する。[中根猛彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のヒメボタルの言及

【ホタル(蛍)】より

…触角は太い。ヒメボタルHotaria parvulaはヘイケボタルに似るが,前縁から中央にかけて逆三角形の大きな暗色紋がある。雌は後翅が退化し飛翔(ひしよう)できない。…

※「ヒメボタル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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