ヒ素鉱物(読み)ひそこうぶつ(その他表記)arsenic mineral

改訂新版 世界大百科事典 「ヒ素鉱物」の意味・わかりやすい解説

ヒ(砒)素鉱物 (ひそこうぶつ)
arsenic mineral

自然ヒ素,およびヒ素を主要な化学成分にもつ鉱物元素鉱物熱水作用により生成する硫化鉱物,さらに低温低圧の熱水作用により,また温泉,冷泉において生成する硫化鉱物および塩類鉱物,また硫化鉱物の酸化作用により二次鉱物として生成する酸化鉱物,塩類鉱物などが存在する。元素鉱物として産出する場合は自然アンチモンとの間に固溶体を形成することもある。硫化鉱物の一部はヒ素原料として利用されることがある。主要な鉱物を分類して表に示す。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む