ビルバンプール遺跡(読み)ビルバンプールいせき(英語表記)Birbhanpur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビルバンプール遺跡」の意味・わかりやすい解説

ビルバンプール遺跡
ビルバンプールいせき
Birbhanpur

インド西ベンガル州にある先史遺跡。 1954,57年に B.B.ラルが調査石核石刃,尖頭器,刻器掻器などの細石器が出土した。インドの細石器は金石併用期に所属する例が多いが,ここでは幾何学形細石器,クレステッドリッジ,土器の3つが欠けていることから,金石併用期以前おそらく前 4000年紀頃までさかのぼる石器文化と考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android