ビーチサッカー(読み)びーちさっかー(英語表記)beach soccer

知恵蔵 「ビーチサッカー」の解説

ビーチサッカー

ブラジルで行われていたビーチサッカーが競技として発展したのは、ルールが確立された1992年から。コートは最大で縦37m、横28m、1チーム5人(GK含む)。試合時間は12分を3セット行う。砂地でのプレーボールバウンド予測がつきにくく、浮き球パスが多用される。2005年、リオデジャネイロ(ブラジル)で開催された第1回ビーチサッカー・ワールドカップで、ラモス瑠偉監督(現・東京ヴェルディ1969監督)率いる日本代表は参加16チーム中4位と大健闘した。優勝フランス、2位ポルトガル、3位ブラジルだった。06年の第2回大会もリオデジャネイロで開催され、優勝はブラジル、日本はベスト8に進出した。

(西部謙司 サッカージャーナリスト / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android