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ファジー集合 ファジーしゅうごうfuzzy set

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファジー集合
ファジーしゅうごう
fuzzy set

曖昧さを表現するためにロトフィ・A.ザデーが提案した概念で,いわゆる「集合」を拡張している。たとえば「若い集合」と「若くない集合」を考えた場合,二つの集合の境目は明確に定義できない。なぜなら,これを判断する人の主観によってその判断が異なるだけでなく,本来明確にその境目を決められる性質のものでもないからである。しかし,このような問題を数学的に扱えるようにすることは,人間の思考や推論をモデル化するときに非常に重要となる。そこでメンバーシップ関数 (値域は0~1) を定義し,ある要素がファジー集合にどのくらい所属するかをはかることにしている。たとえば「25歳という年齢は,若いというファジー集合に 0.5,若くないというファジー集合に 0.4で所属している」というように表現できる。これを基礎にして 1965年,ザデーはファジー論理を創始した。

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