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ファン・チュ・チン Phan Chu Trinh

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世界大百科事典 第2版の解説

ファン・チュ・チン【Phan Chu Trinh】

1872‐1926
ベトナムの啓蒙的民族運動家。ファン・チャウ・チンPhan Chau Trinhともいう。中部ベトナムのクアンナム省生れ。科挙及第後官途を志望したが,フエ朝廷の封建体質に絶望して下野し,1905年ごろからチャン・クイカップ,フイン・トゥク・カンらと南部を中心にベトナムの再起を遊説した。06年渡日してファン・ボイ・チャウと会い,その蜂起路線を批判して決別したといわれる。帰国後,インドシナ総督ポール・ボーに書簡を送り,フランス当局の協力によるベトナムの旧弊打破を提議した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のファン・チュ・チンの言及

【ベトナム】より

…こうしてベトナムは北部と南部という典型的な植民地下二重経済構造をつくりあげた。20世紀初頭,ファン・ボイ・チャウドンズー(東遊)運動ファン・チュ・チンの維新運動など,民族運動の近代化を志向する運動が起こったが,前者の革命路線も後者の啓蒙的改良運動もともにフランスの弾圧によって潰えた。 第1次大戦後,インドシナへの投資が拡大し,北部の鉱業,中南部のゴムのプランテーション,南部の米作の急激な発展は,労働者階級やサイゴンの地主,精米・輸出業者などのブルジョアジー,さらに知識人層を生み出した。…

※「ファン・チュ・チン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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