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フィッシャーの理想算式 フィッシャーのりそうさんしきFisher ideal formula

世界大百科事典 第2版の解説

フィッシャーのりそうさんしき【フィッシャーの理想算式 Fisher ideal formula】

指数の作成にあたってはいろいろな方式があるが,その代表的なものはラスパイレス算式パーシェ算式である。しかし,どの方式を採用すべきかを決めるにはなんらかの判断基準が必要である。I.フィッシャーはそのための基準として,時点転逆テスト――たとえば基準年次から比較年次までに物価が2倍になっていれば,逆に比較年次を基準にすれば,先の基準年次の指数は1/2になっていなければならない――と要素転逆テスト――価格×数量=金額であるから,指数についても,物価指数とそれと同じ方式で計算された数量指数をかけたものは金額指数に等しいという関係が成立していなければならない――などのいくつかのテスト基準を考えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィッシャーの理想算式
ふぃっしゃーのりそうさんしき

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のフィッシャーの理想算式の言及

【フィッシャー】より

…このほか貨幣の価値(物価)を安定させるため,100%準備通貨やスタンプ紙幣など多くの政策提言も行った。また物価指数の研究においても有名で,〈フィッシャーの理想算式〉を発明している。主著《価値と価格の理論の数学的研究》(1892)。…

※「フィッシャーの理想算式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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