フィリップ カウフマン(英語表記)Philip Kaufman

現代外国人名録2016 「フィリップ カウフマン」の解説

フィリップ カウフマン
Philip Kaufman

職業・肩書
映画監督,脚本家

国籍
米国

生年月日
1936年10月23日

出生地
イリノイ州シカゴ

学歴
シカゴ大学卒,ハーバード大学ロースクール卒

受賞
カンヌ国際映画祭批評家賞〔1964年〕「Goldstein」,オーソン・ウェルズ賞〔1988年〕,全米映画批評家協会賞(監督賞)〔1988年〕「存在の耐えられない軽さ」

経歴
妻子ともどもアムステルダムフィレンツェなどで働きながら放浪イタリアでパゾリーニらの作品にうたれ映画監督を志した。シカゴに戻り、独学で学び、1963年友人とコメディ「Goldstein」を製作、’64年カンヌ映画祭で批評家賞を受賞。のちハリウッドに行き、クリフト・ロバートソンに注目され、’71年「ミネソタ大強盗団」を監督。’77年の「SFボディ・スナッチャー」、’79年「ワンダラーズ」などで興行的に成功。’83年「ライトスタッフ」、’88年「存在の耐えられない軽さ」で名監督と評価された。他の作品に「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」(’90年)、「ライジング・サン」(’93年)、「クイルズ」(2000年)、「ツイステッド」(2004年)、「私が愛したヘミングウェイ」(2012年)などがある。またスティーブン・スピールバーグ監督「レイダース/失われたアーク」の原作をジョージ・ルーカスと共同執筆した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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