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フェス条約 フェスじょうやく

世界大百科事典 第2版の解説

フェスじょうやく【フェス条約】

1912年3月30日,フランスモロッコの間で調印された保護領条約。モロッコのスルタンの主権と政庁(マフザン)は名目上残されたが,外交と軍事だけでなく内政についても実権はフランス政府の任命する統監が掌握することになった。同年11月のマドリード協定(スペインとフランスの支配地域の確定を定めた)とともに,モロッコの植民地支配の道を開いた条約である。56年3月2日に廃棄され,モロッコは独立を回復した。【宮治 一雄】

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世界大百科事典内のフェス条約の言及

【フェス】より

…しかし,芸術的・技術的レベルの進歩はみられない。 20世紀に入り,1912年モロッコのフランス保護領化の協定(フェス条約)がここで調印され,一時国際的にも注目された。現在,市街地は新・旧両フェスの旧市街地と,20世紀になって旧市街地の南西方向にフランス人が建設した新市街地とからなる。…

※「フェス条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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