20世紀西洋人名事典 「フェルナンドレイ」の解説
フェルナンド レイ
Fernando Rey
1915.(1917.9.20.説あり) - 1994.3.9
男優。
ガルシア(スペイン)生まれ。
本名Fernand Casado Arambillet。
マドリード大学を中退。エキストラから映画界に入り、英米の作品に出演する合い間にタイロン・パワーなどの男優の吹き替えをやっていた。1960年、「ビリディアナ」に出演したことを契機に映画の看板スターとなり、国際的にもめざましい活躍をし始める。’77年には「Elisa vida mia」でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞。ほかの作品に「哀しみのトリスターナ」(’69年)、「フレンチ・コネクション」(’71年)、「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」(’72年)、「欲望のあいまいな対象」(’77年)等がある。7ヵ国語を話す達人でもある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報