ブルジョワジー(その他表記)bourgeoisie

翻訳|bourgeoisie

旺文社世界史事典 三訂版 「ブルジョワジー」の解説

ブルジョワジー
bourgeoisie

資本家階級の意
元来,中世以来の都市の市民層の意で,のちには商工業発展させ,封建的支配に対抗しながら資本主義社会を志向する人びとをさし,さらに資本主義の発展とともに,資本主義社会の富と権力の排他的な所持者として労働者階級プロレタリアート)と対立する資本家階級を意味するようになった。実際の用法意義は複雑であるが,歴史的には近代社会の基本的な担い手として重要な意義をもつ。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ブルジョワジー」の解説

ブルジョワジー
bourgeoisie

本来の意味は,ヨーロッパ中世の都市の住民で,正規の都市民としての権利を持つ階層をさしたが,しだいに多様な意味で使われるようになり,貴族に対して平民中の有産階級をさす場合,あるいは賃労働者に対して産業資本家をさす場合などがある。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む