フラビンタンパク質(読み)フラビンタンパクシツ

化学辞典 第2版 「フラビンタンパク質」の解説

フラビンタンパク質
フラビンタンパクシツ
flavoprotein

フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD),フラビンモノヌクレオチド(FMN)を補欠分子とする色素タンパク質酸化還元酵素として作用し,反応部位はリボフラビン部分のイソアロキサジン環である.補欠分子によりFAD酵素,FMN酵素に分けられるが,FAD酵素にはコハク酸脱水素酵素アシルCoA脱水素酵素,グルコース酸化酵素,キサンチン酸化酵素,FMN酵素には還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)脱水素酵素などが知られている.また,これらの酵素はほとんどの場合Fe,Cu,Mo,Mnなどの金属を含有している.ミトコンドリアにおける電子伝達,脂肪酸代謝上,重要な酵素が多い.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む