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フリーチェ フリーチェ Friche, Vladimir Maksimovich

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フリーチェ
フリーチェ
Friche, Vladimir Maksimovich

[生]1870.10.27. モスクワ
[没]1929.9.4. モスクワ
ロシアの評論家。芸術を社会機構の法則から解明しようとする芸術社会学を主張。主著『ヨーロッパ文学発達史』 Ocherk razvitiya zapadnykh literatur (1906) ,『芸術社会学』 Sotsiologiya iskusstva (26) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

フリーチェ【Vladimir Maksimovich Friche】

1870‐1929
ロシア・ソ連邦の文芸学者。モスクワ大学卒業。1917年からロシア社会民主労働党(ボリシェビキ)党員。コム・アカデミー文学部長,《文学とマルクス主義》誌編集長などをつとめた。ロシア革命前の主著《欧州文学発達史》(1908)は邦訳もされ,1930年代までソ連では教科書とされていた。革命後には《フロイト主義と芸術》(1925),邦訳された《芸術社会学》(1926)がある。経済や生産方法の変化が,文学・芸術の様式交替の基礎をなすというのがその理論の中心だが,現代西欧文学を〈工業資本主義時代の様式〉と規定し,ソ連には〈社会主義的生産小説〉を待望するなど,卑俗社会学派的傾向が強かった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フリーチェ
ふりーちぇ
Владимир Максимович Фриче Vladimir Maksimovich Friche
(1870―1929)

ロシア・ソ連の文芸学者、芸術学者。1894年モスクワ大学卒業。プレハーノフの芸術理論の影響を受け、史的唯物論的見地から、文学・芸術様式の発達過程が社会の経済的・階級的形態の変遷過程といかに照応しているかを究明し、マルクス主義芸術学を体系づけた。革命後モスクワ大学文学部長、ソ連最初の『文学百科辞典』編集長などの要職につく。主著には『ヨーロッパ文学発達史概論』(1908)、同書改訂第3版(1927)、『西欧モダニズムの根本モティーフ』(1909)、『フロイト学説と芸術』(1925)、『芸術社会学』(1926)、『芸術学の諸問題』(1930)などがある。[箕浦達二]
『昇曙夢訳『芸術社会学』(創元文庫)』

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