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フルークブラット Flugblatt[ドイツ]

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世界大百科事典 第2版の解説

フルークブラット【Flugblatt[ドイツ]】

ビラの意。元来は15世紀末~16世紀のヨーロッパで,戦争,天変地異など単独のニュースを伝えるために発行されたビラやパンフレットFlugschriftをさす。多く街頭で呼び売りされた。日本の瓦版とある程度類似した機能をもち,定期的に発行される新聞の先駆形態の一つである。フランス(カナールcanardと称される),スペインなどヨーロッパ各国で出されたが,ドイツの印刷業者の手になるものが最も多い。時期が下れば,ケルンの印刷者アイツィングMichael Freiherr von Aitzingのように1588‐93年の間に多くのフルークブラットを出し,同時に半年単位で主要な事件の要約を《レラティオ・ヒストリカRelatio Historica》として刊行するものも現れた。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のフルークブラットの言及

【新聞】より

…しかし中世になると新聞類似物は存在せず,ようやく中世末期の15世紀になってから,貿易・通商活動の発達に伴って商業情報を主とするニュースへの需要が高まり,ニュースを手書きで複製し販売した〈手書新聞〉,手紙の形で送った〈書簡新聞〉が生まれた。15世紀半ばのグーテンベルクの活字印刷の発明以後は,ニュースを1枚刷にした〈フルークブラットFlug blatt〉が街頭で呼び売られた。
[近代新聞]
 これらは不定期の発行だったが,17世紀になるとドイツの《レラツィオンRelation》(1609),イギリスの《ウィークリー・ニュースWeekly News》(1622),フランスの《ガゼットLa Gazette》(1631。…

※「フルークブラット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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