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ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 ぶどうきゅうきんせいねっしょうようひふしょうこうぐん

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家庭医学館の解説

ぶどうきゅうきんせいねっしょうようひふしょうこうぐん【ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群】

 この病気はSSSS(Staphylococcal Scolded Skin Syndrome)と略して呼ばれています。黄色(おうしょく)ブドウ球菌がつくり出す毒素(ET)によって、からだじゅうの皮膚がむけてくる全身性の皮膚疾患です。ETの作用で全身の皮膚、とくにこすれやすいわきの下や股(また)の部位、くびなどが赤くなり、ズルズルとむけてきます。この状態がまるで火傷(やけど)した皮膚のようなので、この病名がついています。
 発熱、鼻汁(びじゅう)、めやになどのかぜと同様の症状もあります。こすれる部位には痛みもあります。乳幼児から幼稚園児くらいまでの小さな子どもがよくかかり、成人にみられることはきわめてまれです。夏の終わりから秋にかけて多いとされていましたが、最近ではあまりみかけなくなりました。
 咽頭(いんとう)(のど)の粘膜(ねんまく)、めやに、鼻汁からたくさんの黄色ブドウ球菌が見つかります。菌の出す毒素が全身をまわって病気をおこすのです。
 治療では、黄色ブドウ球菌に有効な抗生物質の全身投与(注射)が行なわれます。むけてくる皮膚や痛みのある部位は、軟膏(なんこう)を塗ります。きちんと治療を行なえば1~2週間でよくなります。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

世界大百科事典内のブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群の言及

【飛火】より

…顔面,軀幹,四肢など全身の一見健康な皮膚面に,突然大小いろいろな水泡がつぎつぎに生じ,すぐに破れて糜爛(びらん)面となり痂皮(かさぶた)がつく。新生児剝脱(はくだつ)性皮膚炎,ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群などは飛火の重症型と考えられている。虫刺症,汗疹(あせも),湿疹性病変を搔破(かきこわすこと)して生じた傷に原因菌が感染して始まることが多い。…

※「ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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