ブリューヌ(英語表記)Jean Brunhes

世界大百科事典 第2版の解説

ブリューヌ【Jean Brunhes】

1869‐1930
フランスの地理学者。エコール・ノルマル・シュペリウールでビダル・ド・ラ・ブラーシュに学び,その立場を発展させた。雄弁で社交的で,晩年は銀行家になるなど異色の存在である。初めは地形学や地質学関心が深く,研究態度は自然科学的であった。フリブール大学自然地理学教授(1896)を経てコレージュ・ド・フランスの教授(1912)に招かれる前後から社会的現実への関心が深まる。学位論文《地中海諸国の灌漑研究》(1902)は法的な側面をもとらえ,《人文地理学》(1910)は具体的な人間活動の分類を試みる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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