ヘキサクロロエタン(その他表記)hexachloroethane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘキサクロロエタン」の意味・わかりやすい解説

ヘキサクロロエタン
hexachloroethane

化学式 CCl3CCl3 。カーボンヘキサクロリド,パークロロエタンともいう。ショウノウ様の臭気をもつ結晶。容易に昇華する。沸点 186.8℃。水に不溶,アルコール,ベンゼン,クロロホルム,油に可溶。爆発性のため注意が必要。セルロイド製造でショウノウの代用,ゴムの加硫の際の硫化促進剤などの用途がある。人に対する毒性として,皮膚刺激,粘膜や肝臓をおかす。高濃度では麻酔の働きをする。獣医薬として牛などの肝蛭 (かんてつ) 駆除剤となる。

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