ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘビトンボ類」の意味・わかりやすい解説 ヘビトンボ類ヘビトンボるいMegaloptera ヘビトンボ目に属する昆虫の総称。ヘビトンボ科 Corydalidae; dobsonflyとセンブリ科 Sialidae; alderflyの2科から成る。かつては脈翅目に分類されていた。前後2対の大きな翅は,膜状で幅広く,縁紋はない。後翅を臀部のところで折りたたむ。腹部は軟らかい。幼虫も成虫も咀嚼型の口器をもつ。幼虫は水生で,体の側方に突出した腹部鰓がある。ヘビトンボ科のものは大型で,センブリ科のものは小型である。世界に約 230種が知られ,日本には 10種余を産する。 (→昆虫類 , センブリ , ヘビトンボ ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by