ヘビトンボ類(読み)ヘビトンボるい(その他表記)Megaloptera

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘビトンボ類」の意味・わかりやすい解説

ヘビトンボ類
ヘビトンボるい
Megaloptera

ヘビトンボ目に属する昆虫総称。ヘビトンボ科 Corydalidae; dobsonflyとセンブリ科 Sialidae; alderflyの2科から成る。かつては脈翅目に分類されていた。前後2対の大きなは,膜状で幅広く,縁紋はない。後翅臀部のところで折りたたむ。腹部は軟らかい。幼虫成虫も咀嚼型の口器をもつ。幼虫は水生で,体の側方に突出した腹部鰓がある。ヘビトンボ科のものは大型で,センブリ科のものは小型である。世界に約 230種が知られ,日本には 10種余を産する。 (→昆虫類 , センブリ , ヘビトンボ )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む