脈翅目(読み)みゃくしもく

精選版 日本国語大辞典 「脈翅目」の意味・読み・例文・類語

みゃくし‐もく【脈翅目】

〘名〙 節足動物門昆虫綱の一目。前翅・後翅の大きさはほぼ等しく、両翅とも薄い膜状、翅脈は網目状に発達、口器は咀嚼型、腹部に尾状突起がない。完全変態をし、幼虫水生陸生のものがある。ウスバカゲロウクサカゲロウヘビトンボなど。最近はアミメカゲロウ目と呼ばれる。日本には約一六〇種が知られる。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android