ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘンティー山脈」の意味・わかりやすい解説 ヘンティー山脈ヘンティーさんみゃくHentiyn nuruu モンゴル北東部にある南西-北東方向の山脈。全長約 250km。東にヘンティーハン山地,西にバガヘンティー山地の支脈がある。標高 1600~2000m。最高点はバガヘンティー山のアスラルトハイルハン峰で 2800m。山容は穏やかで,北面はカラマツ,モミなどのタイガにおおわれ,南面は大部分が草地。山間に広い盆地が散在し,古くから遊牧民族の活動の地となった。西部には首都ウラーンバートルがある。ヘルレン川,オノン川,トール川など多くの河川が源を発する。ジャンチブリン,オノン,ユルーなどの有名な鉱泉や温泉がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by