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ヘンリー・ドレーパー星表 ヘンリードレーパーせいひょう Henry Draper Catalogue

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世界大百科事典 第2版の解説

ヘンリードレーパーせいひょう【ヘンリー・ドレーパー星表 Henry Draper Catalogue】

略してHD星表ともいう。全天の9等以上の恒星22.5万個のスペクトル分類型を記載した星表で,ハーバード大学天文台の年報第91~99巻として1918‐24年に出版,のちに13.4万個をHDEとして追加した。スペクトル分類の原典であり,カタログ記載の番号は星の名まえとして用いられている。観測はハーバード大学天文台とペルー出張所とで対物プリズム付きの屈折望遠鏡によって撮影し,その乾板2100枚を測定して星の分類型を定めたのはA.J.キャノンである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のヘンリー・ドレーパー星表の言及

【キャノン】より

…ピッカリングが創設したアルファベット記号のスペクトル型に数字の後添字をつけて細分し,さらにそれを温度順に並べ直して現用の分類システムを作った。全天の9等以上の星22万5000のスペクトルを1人で分類し,ヘンリー・ドレーパー星表全5巻(1918‐24)を出版,後に2万個を追加した。これは今でも星の基礎資料として広く利用され,星はこのカタログ記載の番号でHD何番と呼称される。…

【恒星】より

…相互の見かけの位置が長年にわたりほとんど変化しない星。すなわち星座を形づくっているような星々をいう。惑星の対語。英語ではfixed starであるが,単にstarということが多い。物理的には太陽のようにみずから発光しているか,あるいは過去にそういう状態にあった単体の天体をいう。太陽以外の恒星は遠距離にあるため特殊装置による以外は光点としてしか認められない。ただし,逆に望遠鏡で見る光点には小惑星,遠い銀河,恒星状天体(クエーサー)なども含まれる。…

【ドレーパー】より

…82年急に病死したが,遺産の大部分はハーバード大学天文台に寄付され,ドレーパー記念資金として星のスペクトルの研究を支援することとなった。1918‐24年出版の23万個の星のスペクトルを記載したカタログは,彼の名を冠してヘンリー・ドレーパー星表と呼ばれ,今日もなお星のスペクトルの原典として利用されている。【大沢 清輝】。…

【ピッカリング】より

…星のスペクトル分類学はピッカリングがA.J.キャノンなど門下生とともに発展させたもので,このハーバード式分類は現用のスペクトル分類の基本となった。およそ9等よりも明るい23万個の星のスペクトルのカタログは《ヘンリー・ドレーパー星表》として1918‐24年に出版された。また1889年にはおおぐま座ζ星のスペクトル線が2本に分かれて周期的に移動する現象,すなわち分光連星の第1号を発見,同年,とも座ζ星などO型星のスペクトル中に水素の系列線と似た法則性をもつ別種の系列を発見した。…

※「ヘンリー・ドレーパー星表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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