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ベイツ視力訓練法 ベイツしりょくくんれんほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベイツ視力訓練法
ベイツしりょくくんれんほう

作家の A.ハクスレーがその著書『見る技術』の中で,ベイツ法を実践してめがねなしで読書できるようになったと書き,世界的に知られた訓練法。創始者はアメリカの眼科医 W.H.ベイツ (1860~1931年) で,「眼の調節は,これまで信じられているように水晶体の働きで行なわれるのではなく,眼球全体を取り巻く2つの外斜角筋で行なわれる」という考え方に立ち,近視,遠視,乱視,老眼などの視力障害は,リラクセーションを基礎とした治療で矯正できると主張する。その訓練法は,めがねをできるだけはずし,(1) パーミング (閉じた眼を手のひらで覆う) ,(2) 回転法 (立位で身体を左右に回す) ,(3) まばたき法,(4) サンニング (閉じた眼を太陽の光に当て頭を左右に動かす) などを行なうというもの。その有効性を認める医師はまだ少数で,専門医の間で広く高い評価を得ているとはいえない状況である。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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