デジタル大辞泉 の解説 ベッカーがた‐きんジストロフィー【ベッカー型筋ジストロフィー】 X染色体上にあるジストロフィン遺伝子の異常により発症する進行性筋ジストロフィーの一つ。筋細胞の構造を保つ役割を担うジストロフィンに異常または産生量の減少がみられる。ジストロフィンがまったく合成されないデュシェンヌ型よりも発症時期が遅く、進行は緩徐で、症状も一般に軽いとされる。病名はドイツの神経学者ベッカーに由来。BMD(Becker muscular dystrophy)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例