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ホモ・ソシオロジクス ほも・そしおろじくす

ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

ホモ・ソシオロジクス

自発的に役割形成を行ったり、役割距離をとったりという自由をもたず、あらかじめ定められた1つの役割を100%遂行するだけの人間のこと。つまり役割と個人が完全に同一化された状態のモデルで、社会学者のラルフ・ダーレンドルフが用いた概念。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホモ・ソシオロジクス
ほもそしおろじくす
homo sociologicusラテン語

社会学的人間という意味で、ドイツの社会学者ダーレンドルフが1959年に著作の表題に用いたことば。現代社会学の主流的理論では、個人を、社会のなかで一定の地位を占め、課せられた役割を遂行するものとしてとらえ、この観点から社会と個人の関係、社会構造とその変動を明らかにしようとしているが、社会学的研究のために現実の人間から抽象されたこのような社会的役割の担い手としての人間像がホモ・ソシオロジクスである。[森 博]
『R・ダーレンドルフ著、橋本和幸訳『ホモ・ソシオロジクス』(1973・ミネルヴァ書房)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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