ホワイトバランス(読み)ホワイト バランス

デジタル大辞泉 「ホワイトバランス」の意味・読み・例文・類語

ホワイト‐バランス(white balance)

デジタルカメラビデオカメラが搭載する、色調補正の機能太陽光白熱灯蛍光灯フラッシュなど異なる光源の下で変化する白色を、適確な白さに写せるように色調を補正する。カメラが自動的に調整するオートホワイトバランス、あらかじめ光源ごとに調整された設定を選択するプリセットホワイトバランスユーザー手動で設定するマニュアルホワイトバランスなどがある。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ホワイトバランス」の解説

ホワイトバランス (カメラ)

デジタルカメラやビデオにおいて、色温度の異なる光源下でも、被写体を自然に写すための設定項目。白を白く写すことが基準となるため、ホワイトバランスと呼ばれる。カメラ、ビデオでは通常、太陽光、くもり空、蛍光灯下、白熱球下などの設定が用意されており、これがフィルムにおける色温度設定に相当する(→色温度)。また、ホワイトバランスを自動的に判別する「オートホワイトバランス」機能が搭載されている。ただ、これらの機能は、撮影すると、実際の色とは大きくかけ離れることも多い。後からホワイトバランスを調整できるRAW画像で撮影しておくことも、場合によっては必要だ。

ホワイトバランス

デジタルカメラやビデオで、光源の違いによる色の変化を補正し、被写体を自然に写すための機能。白を白く写すことが基準となるため、ホワイトバランスと呼ばれる。デジタルカメラやビデオカメラでは、ホワイトバランスを調整するために、太陽光、くもり空、蛍光灯下、白熱球下などの設定が用意されている。また、ホワイトバランスを自動的に判別する「オート・ホワイトバランス」機能が搭載されていることも多い。なお、撮影後の画像でも、対応するパソコン画像処理ソフトを使うと、ホワイトバランスを調整できる。

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カメラマン写真用語辞典 「ホワイトバランス」の解説

ホワイトバランス

 光源 の違いによる色の偏りをととのえる機能。光源にはそれぞれ色温度(ケルビン度数値で表される)があって、色温度が高くなると青っぽく、低くなると赤っぽく写ってしまう。これを自動的に補正する「オート」モードや、昼間の太陽光、電灯光、蛍光灯などの光源にあらかじめ適応させた「プリセット」モードから選択できるデジタルカメラが多い。

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パソコンで困ったときに開く本 「ホワイトバランス」の解説

ホワイトバランス

デジタルカメラやフォトレタッチ・ソフトで、光の具合や光源の種類によって色合いが変わってしまうのを補正する機能です。白い部分を基準にするためこの名前が付きました。
⇨フォトレタッチ

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

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