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色温度 イロオンド

9件 の用語解説(色温度の意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

色温度

光の色を数値で表現するもので、単位はK(ケルビン)を使う。物質を燃やしたとき、高温になるほど炎の色が青くなるように、暖色系は色温度が低く、寒色系の色は色温度が高い。パソコンテレビディスプレーで正確な色を再現するには色温度の調整が必要。写真や映像、印刷の分野では、撮影時の光源や出力する対象(紙、フィルム、テレビなど)に合わせて最適な色温度に使い分けられる。自然光は、5000K~6000Kで、パソコンのディスプレーは9300Kが標準。印刷には6500Kが最適といわれ、ほとんどのディスプレーは、6500K、5000Kなどに切り替えられる。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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デジタル大辞泉の解説

いろ‐おんど〔‐ヲンド〕【色温度】

color temperature》高温の物体が放射する、光の色から求める温度。黒体がそれと等しい色を出すときの絶対温度で表す。色温度が高いほど短波長の成分を含むために青味を帯び、逆に低いほど長波長の成分を含み赤味を帯びる。テレビやコンピューターのディスプレー、カラーフィルム、カメラフィルター、デジタルカメラなどの色の特性を示す尺度としても用いられる。単位はケルビン

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百科事典マイペディアの解説

色温度【いろおんど】

色温とも。光源の色を数値的に表す方法の一つ。黒体(完全放射体)から出る放射の色(各波長ごとの放射エネルギーの割合)は温度だけで決まるので,ある光源から出る光の色と同じ色の放射を出す黒体の温度を,その光または光源の色温度とする。

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カメラマン写真用語辞典の解説

色温度

 むずかしく言うと、光の色組成を絶対温度で表示したもの。つまり、光の色(波長の違いによる色とは違う)を温度表示したもので、単位はK(ケルビン)。色温度が高くなると青っぽく写り、色温度が低くなると赤っぽく写る。日中(午前10時~午後2時ごろ)の色温度は5,400~5,500Kで、ふつうのカラーフィルムはこれを基準にした デーライトタイプフィルム である。一方、写真用電球の色温度は3,200Kで、これを基準にしたカラーフィルムが タングステンタイプフィルム だ。また、日の出や日没直前の色温度は2,000K前後、ローソクの光は1,800K前後と低く、このために赤く写る。色温度が高かったり、低い場合にそれをデーライトに近づけるために使うフィルターが 色温度変換フィルター で、LB(Light Balancing)フィルターとも言う。また、色温度を測定できるのが カラーメーター で、K値のほか、フィルター補正値なども表示できる。

出典|カメラマンWeb
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世界大百科事典 第2版の解説

いろおんど【色温度 color temperature】

温度といっても色に温度があるわけではないので,温度計を近づけてそこの温度を測るというようなものではない。色温度とは,完全放射体,すなわち黒体というものを考えて,その温度を変えるとそこから出てくる光の分光エネルギー分布が変化して色が変わってくるということに着目し,色をそれと同じ色を出す黒体の温度で表そうとするものである。黒体放射は諸条件を厳密にコントロールした実験室でないと実現できないので簡単に体験できるものではないが,代りに例えば炭を燃える火の中にほうりこんでみよう。

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大辞林 第三版の解説

いろおんど【色温度】

発熱して発光する物体からの光の色合いを表す数値。その色合いと同等の光を放射する黒体の絶対温度で示す。発光体自体の温度とは異なる。

出典|三省堂
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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

いろおんど【色温度】

照明用光源の色合いを示す尺度の一つ。単位はケルビン。値が上昇するにつれて赤から黄、白、青の色味を帯びる。色温度の低い光源ほど暖かく、高くなるほど冷たい印象を与えるといわれる。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

色温度
いろおんど
colour temperature

可視光を出して光っている物体は,同じ色に見える黒体放射を出す黒体と同じ温度にあると考え,その温度を物体の色温度という。光源の色を単一量で示すために用いられる。たとえば,白熱電球の光の色温度は約 2800K,白色ケイ光ランプは 4200K,青空は約2万Kの色温度であるという。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

色温度
いろおんど

黒体放射の色と対応させて、発光物体の温度を表示する方法、またその数値。真っ暗な室内で電熱器のスイッチを入れると、温度があがるにつれてニクロム線の色が変わっていく。このように物体はその温度に応じた放射(熱放射)を出すが、どの波長の放射をどれだけ出すかは温度で違い、可視光部分のその差が色の違いとして感じられる。同じ温度でも表面の性質で放射の仕方は異なるので、標準物体として黒体を考え、一般の物体が出す光(反射光を除く)の色が温度Tの黒体放射の色と同じに見えるとき、物体の色温度はTであるという。色温度と物体の本当の温度とはかならずしも等しくはない。またピンクなど、色温度によっては表せない色もあるので、利用は光源などに限られる。蛍光灯を買うと、箱に色温度について書いてあることが多い。なお、色温度は俗にいう暖かい色(赤、黄、橙(だいだい))、冷たい色(紫、青)とは関係がない。[小出昭一郎]

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