ボナパルティスム(その他表記)bonapartisme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボナパルティスム」の意味・わかりやすい解説

ボナパルティスム
bonapartisme

マルクスによって規定されたフランス第二帝政の支配体制をいう。ブルジョアジー独力で支配する能力を失い,プロレタリアートがまだその力を獲得していないときに,保守的な分割地農民政治権力基礎とし,ブルジョアジーとプロレタリアートの勢力均衡のうえに成立した反動的な独裁体制であり,市民社会の過渡的な政治形態として位置づけられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む