分割地農民(読み)ぶんかつちのうみん

百科事典マイペディア 「分割地農民」の意味・わかりやすい解説

分割地農民【ぶんかつちのうみん】

封建的土地所有の解体により,自分の土地(分割地)・労働・資本で小経営を行う独立自営農民。近代的土地所有への過渡的形態で,英国のヨーマン,15―16世紀フランス・西部ドイツの農民などが典型。資本主義発生の基盤だが,エンクロージャーや原始的蓄積の過程で次第に没落し,これへの不安・抵抗が分割地農民の保守・反動性の根源をなす。

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